条件関数 PR

【初心者向け】ExcelのOR関数の使い方ガイド

OR関数の使い方
記事内に商品プロモーションを含んでいます

はじめに

こんにちは!今回は、Excelの「OR関数」の使い方について説明します。OR関数は、Excelの基本的な機能の一つで、データの比較や条件設定に非常に便利です。この記事を読めば、あなたもOR関数を使いこなせるようになるでしょう。では、早速始めましょう!

1. OR関数とは?

OR関数は、複数の条件のうち一つでも満たされると「真(True)」を返す関数です。例えば、条件Aまたは条件Bのどちらかが成り立つ場合に「真」を返し、どちらも成り立たない場合に「偽(False)」を返します。この関数は、複数の条件を組み合わせて判定する際に非常に便利です。

2. OR関数の基本的な使い方

OR関数の基本的な構文は次の通りです。

=OR(論理式1,[論理式2],…)

それでは、具体的にどのように使うか見てみましょう。

ステップ1:論理式を設定する

論理式とは、「何を基準にするか」を決める部分です。例えば、B3セルの値が50以上またはC3セルの値が70以上であるかどうかを条件にしたい場合、次のように設定します。

=OR(B3>=50,C3>=70)

論理式を設定する

ステップ2:結果を確認する

関数を入力してEnterキーを押すと、結果が表示されます。この場合、A1のセルが条件を満たしているため、TRUEが表示されます。

結果を確認する

3. 実際の使用例

例1:試験の合否判定

例えば、D列に数学の点数、E列に英語の点数が入力されているとします。どちらか一方が70点以上であれば「合格」、両方とも70点未満であれば「不合格」と表示させたい場合、次のようにOR関数を使います。

=IF(OR(A2>=70,B2>=70),”合格”,”不合格”)

試験の合否判定

例2:出席率の確認

例えば、D列に出席率、E列に課題提出率が入力されているとします。出席率が90%以上、または課題提出率が80%以上であれば「優良」と表示させたい場合、次のように設定します。

=IF(OR(C2>=90,D2>=80),”優良”,”普通”)

出席率の確認

4. よくある質問とトラブルシューティング

質問1:OR関数が正しく動作しない場合の対処法は?

  • セル参照の間違い:セル参照が正しいか確認しましょう。
  • 条件の設定ミス:条件が正しく設定されているか確認しましょう。

質問2:複数の条件を組み合わせる方法は?

  • AND関数などをネスト(入れ子)して使うこともできます。以下は、「A1セルが50以上」または「B1セルが70以上かつC1セルが80以上」を満たしているかどうかを判定します。例えば、A1=30、B1=75、C1=90の場合、「A1セルが50以上」は満たしていませんが、「B1セルが70以上かつC1セルが80以上」は満たしているためTRUEを返します。

=OR(A1>=50,AND(B1>=70,C1>=80))

5. まとめ

いかがでしたか?OR関数はとても便利で、さまざまな場面で役立ちます。今回の記事を参考にして、ぜひExcelのスキルをアップさせてくださいね。何か不明点があれば、いつでもコメント欄で質問してください。

これからも役立つ情報をお届けしますので、ぜひブックマークしてください!それでは、次の記事でお会いしましょう!